当店では、写真選考→オンライン面接(企業などが面接時に行う多数の質問事項をオンライン上で回答)→最終面接と三回に分けてあります。
合格をし、当店に登録されているロイドは、この全てを通過してきたロイドではあるのですが(一部は、まだオンライン面接が導入されていなかった時期あり)、最終面接で不合格となることは、よほど珍しい…にも関わらず、不合格となる者がおります。
多少、意地悪なやり方ではありますが、最終面接にたどり着けるかどうか、が実は当日に試されています。
というのも、出張ホスト(女性風俗)というお仕事は、イレギュラーなことが起きた場合の集中力と対応力が求められてきます。
ではどういう場合に最終面接で不合格となるのか?
・写真と実物が大きく異なる
・面接時に、言葉遣いや、身なり服装等、相手に不快を与えるところがある
・最終面接のお知らせを最後まで読んでいない
大体、この三点です。
最初の二つで不合格となる例は、ほとんどありません。
不合格となりやすいのは、最後の三つ目。
最終面接の日時をお知らせする時に、このように書かれています。
※前日連絡、面接二時間前までに連絡の取れない方は不合格とさせていただきます。
※面接時間10分前には、到着をお願いします。面接時間から10分経過してもお越しになれない場合は不合格といたします。
上記の文面を読み御察しのよい方は、この二点が何を試しているかわかると思います。
まず、一つ目はお客様に会う前日、そして当日二時間前には、すぐにレスポンスが取れるようにしておかなければならない、ということ。
お客様は、ロイドに会う事を楽しみにしています。
お会いする前日に、ロイドと連絡が取れない、メールが出来ないということは、楽しみにしていたモチベーションを下げることにもなり、また、本当にロイドが待ち合わせ場所に来るのか?という不安を与えることになります。
当日、面接の2時間前に当店からは、面接確認のメールを送らせていただいております。
そこには、「本日の面接が問題なく、お時間通りに行う場合は、◯時までにご連絡をくださいませ」とあります。
例えば、お客様と11時に待ち合わせをしている場合を想定し、9時にお客様から、「待ち合わせ場所を変更したいのだけども、10時までに返信ください」と要望があった場合の対応力を試しています。
当店のメールには、11時の面接が決まっていた場合、9時の時点で「10時までにご連絡をくださいませ」と書かれています。
このお客様に会うまでの2時間を、気にかけることが出来ているか、を見ています。
例えば都内で11時に待ち合わせの場合、最低でも10時には出発をし、向かっているロイドもいるでしょう。
私のように埼玉在住の場合は、10時前には出発をしていないと、11時に都内での待ち合わせが難しくなります。
つまり、9時の時点では、出発出来る準備が整っているということです。
9時に当店からメールがあり、10時までに返信をいただきたいという連絡があった時点で、メールに気づけていないということは、お客様に会う2時間前に集中が出来ていない、対応する準備が出来ていない、ということになります。
ここが、最終面接を不合格になる一番多いパターンです。
※面接時間10分前には、到着をお願いします。面接時間から10分経過してもお越しになれない場合は不合格といたします。
これに関しても、10分前行動は仕事だけでなく、どんな場合でも社会人として当たり前の行動です。
重要な面接に11時ぴったりに到着する人は、そもそも時間にルーズな人間、として当店では捉えております。
その為、遅刻を軽く考えているロイドは、当店では処罰の対象となることもあります。
待ち合わせ時間に1分でも遅れたら、お客様の不安は大きくなります。
2分過ぎたことにより、「本当に来るのだろうか…」「このお店は大丈夫なのだろうか…」という不安要素はさらに大きくなります。
1時間前に出発をしていたのであれば、乗換案内などを使い、早い時点で待ち合わせ時間に遅れてしまうことが、わかっているはずです。
その場合は、丁寧に説明をし謝罪した上で遅れることを伝えるのが大事です。
そのために、「面接時間から10分経過してもお越しになれない場合は不合格」としています。
実際、この三つは普通に行うことであり、難しい点ではまったくないにも関わらず、本日もこの3点が出来ておらず、不合格になった者がいました。
今回の議題はこれからこのお仕事を始める男性だけでなく、すでに女性用風俗・出張ホスト等をご利用になられている方にとっても大事な点です。
接客中の態度や、接客の質というのもとても大切ですが、ご自身が指名しているセラピストやホストが「遅刻グセがある」「成人した社会人にも関わらず、どこかマナーなどがズレている」「メールなどのやりとりがマメな時があったり、急に数日返信がなくなるなどの不安定感」等、首をかしげるようなことがある場合は、指名替えをしてみるのも大事かも知れません。